
Let's meet in Copenhagen.
md471 will be showcased at '3daysofdesign',the annual design festival in Copenhagen,
this coming June 2025.
md471は2025年6月、毎年コペンハーゲンで開催されるデザインフェスティバル
"3daysofdesign"に展示されます。
md471 / armChairファッション、フード、プロダクト、あらゆるジャンルのハイブランドやファストブランドが素材や製法、コミュニケーションにいたるまで、自然環境と共生できるサステナビリティの実現にむけて知恵を絞っています。建築やインテリアのジャンルでも木材を伐採が森林資源の枯渇につながり、これからはその利用に世界規模で最新の注意を払わなければなりません。未来を考えてもためらいなく選べる素材と暮らすこと。私たちはその喜びが何にも変え難いと考えて、座るその瞬間にも豊かに育ち続ける樹々を想うことができるチェアを作りました。Luxury craftsmamshipin our sustainable productでは工藝的に作られるラグジュアリーな家具はどのような素材で作られるべきかその答えを探すことは、1904年の創業以来日本の伝統的な木工藝を受け継いできた私たちにとっても大きな挑戦となりました。サステナブルな素材とは?素材を家具に活かすために超えるべきハードルとは?丁寧に削り込まれたアームに触れるたび、このアームチェアに座ることがどれほど未来を繋いでいるか、感じていただけることこそ、この家具の使命です。日本の針葉樹文化 日本には古くから木を植え育て、それを使って暮らしていく文化がありました伊勢神宮の式年遷宮では20年に1度神殿を新築する営みが1300年もの間繰り返され続けています。これは成長の早い針葉樹を大切に育てることで実現する持続的な営み。そこで私たちは、植えてから20年ほどの若い針葉樹を使って美しい家具が作れないだろうかと考えました。しかし、若い針葉樹の細い丸太から取れる木材は必然的に小さく、さらに材質も柔らかいために家具の材料としては不向きです。そこでそれらを集成した建築構造材の廃棄される端材に注目し私たちの新しい木製家具のデザインが始まりました。新たな工藝ソフトウッドと呼ばれる針葉樹を扱うことは実は簡単ではありません。硬く緻密な広葉樹では簡単に実現できる構造や造形が針葉樹で同じように再現できないこともあります。しかし日本には針葉樹と共に培ってきた文化があり適切な設計で強度を補い、丁寧な手仕事で加工を可能にすることで家具の製造を実現することができました。しかし、この家具で最も重要なのはその工程ではなく、家具としての機能と美しさがサステナビリティと共存していることです。樹齢の若い針葉樹を使う持続可能性と廃棄されている端材の再利用。この取り組みが世界中で探している美しい暮らしへの糸口となるように私たちは日本の伝統的木工藝を受け継ぐブランドの役割として若い針葉樹をアップサイクルした木材を使った新しい家具作りをはじめます。